ロボットセラピーを検証 療養中の子供にアイボ

小児医療現場で長期療養している子供の心のケアにソニーの犬型ロボット「aibo(アイボ)」を活用する実証実験が12月6日までに、東京都世田谷区の国立成育医療研究センターで始まった。療養中の子供がアイボと触れ合うことで、ストレスが軽減したり、癒やしの効果が現れたりするかを科学的に検証する。

同センターによると、4~5月に実施した予備調査で、アイボと日常的に触れ合うことにより緊張緩和や気分転換、コミュニケーション促進の効果が期待できることが分かったという。

今回の実証実験は、療養中の子供が痛みを伴った治療や隔離治療などを受ける際にアイボと触れ合ってもらう。アイボの顔認識機能やセンサー機能を生かし、アイコンタクトや発話の回数、なでたり触れたりする方法を分析し、ストレス下にある子供の対人コミュニケーションを促進させる過程やきっかけを分析する。

同センターは、効果的な検証データが得られれば、児童福祉施設や小児療養施設へロボットセラピーを導入するきっかけにしたいと話している。