東大が人材育成の会社設立 データサイエンスを教える

東大の子会社設立を発表した社長の堀本勝敬氏(中央)ら関係者(東大HPより)

東京大学は12月5日、社会人を対象にした人材育成事業を担う全額出資の子会社「東京大学エクステンション」(東京都文京区本郷)を3日付で設立したと発表した。東大は2017年6月、国から「指定国立大学法人」に指定され、研究成果を活用するコンサルティングや企業向け研修・講習の事業を展開する子会社の設立が認められていた。

発表によると、同社社長に東大の卒業生で、ソニー出身の堀本勝敬氏が就いた。資本金は8000万円。本社は東大本郷キャンパスに置き、来年3月に東京・大手町へ移転する予定。東大の現職教員が民間企業や官公庁、シンクタンクに勤める社会人らを対象に当面、人材不足が指摘されているデータサイエンスの分野を教える。

同社は「コンサルティングや研修・講習の事業に対し、有効な支援をしていく」と話し、3年後に10億円の売り上げを目指している。