優勝は兵庫の給食センター 学校給食甲子園の決勝大会

優勝した養父市学校給食センターの代表者=12月9日午後4時ごろ、東京・駒込、清水勲撮影

地元食材の活用と食育の推進を目的とした第13回「全国学校給食甲子園」の決勝大会が12月9日、東京・駒込の女子栄養大学であった。兵庫県の「養父市学校給食センター」が優勝し、準優勝には福島県の「いわき市立勿来学校給食共同調理場」が輝いた。

優勝の献立は、浅黄豆入り古代赤米ごはんに、養父市特産の朝倉山椒(さんしょう)を使った白身魚のマヨネーズ焼き、八鹿豚とやぶ野菜の豚汁などで構成された。一方、準優勝の献立は、麦ごはんに、福島県産シマガツオのから揚げ・ネギぴょんソースがけ、ヒジキとエリンギのエゴママヨネーズあえ、ショウガの風味が特徴の流鏑馬(やぶさめ)汁などが並んだ。

養父市学校給食センターによると、市で作られる赤米は約1300年前に平城京へ献上された記録があるという。いわき市立勿来学校給食共同調理場の代表者は「流鏑馬汁は、市内の飯野八幡宮の祭りの呼び物である流鏑馬とショウガまき、八十八膳と呼ばれる神様への食事が供えられることから、八十八膳にある食材とショウガを組み合わせた例大祭を表現する汁物にした。食を通して、子供たちの郷土愛や感謝の心だけでなく、神様へのお供え物として食材を盛りつけ、見えないものへの敬意を表すという、昔からの日本人の心を大切に育んでいきたい」と話した。

大会はNPO法人「21世紀構想研究会」の主催。