1万1千人超の情報が流出 兵庫教育大、旅券の写しも

兵庫教育大学(同大学HPより)

兵庫教育大学(兵庫県加東市)は12月17日、学外・学内の関係者1万1322人分の個人情報が漏えいした可能性があると発表した。障害や病歴が記述された情報11人分、パスポートの写しや金融機関関連情報23人分が含まれていた。大学側は「現時点では、二次被害は確認されていない」としている。

発表によると、事務職員が大学のメールアドレス宛てに届くメールをフリーメールへ自動転送していたところ、10月26日に職員のフリーメールに不正なアクセスを示すアラートが表示され、第三者に閲覧されていた可能性があることが分かった。職員は2016年4月1日からフリーメールへの自動転送を利用していた。

大学は再発防止のため、情報管理と個人情報の適切な取り扱いの周知を徹底するとともに、機密性の高い情報を守るためセキュリティーを強化する方針。

福田光完学長の話 情報管理における大きな問題が発生し、関係者の皆さまに多大なご迷惑をお掛けしたことを心よりおわび申し上げます。皆さまの信頼を損ね、期待を裏切る結果となり、誠に申し訳ございません。今回の事案を極めて重大な問題であると受け止め、真摯(しんし)に対応し、二度とこのようなことを起こさないよう、再発の防止に大学を挙げて取り組みます。