男女格差埋まらず110位 WEFが格差指数を発表

男女格差の少ない上位10カ国

世界経済フォーラム(WEF)が12月18日に発表した2018年版「ジェンダー・ギャップ(男女格差)指数」によると、調査対象149カ国のうち、日本は110位だった。前年から四つ順位を上げた。主要7カ国(G7)では最下位だった。経済や政治の領域で活躍する女性が依然として少ないことが影響した。格差が最も少ない1位は10年連続でアイスランドだった。

男女格差指数は女性の地位を経済、政治、教育、健康の4分野で指数化し、男女不平等状況の順位を決める。

発表によると、日本の識字率と初等・中等教育への入学に対する評価は高く、ランキングはいずれも1位だった。一方、政治参加の評価は125位で、特に政界進出と閣僚入りについては130位、89位と低迷した。

WEFは「世界の男女格差が完全に解消するには108年を要し、経済における男女平等が実現するには202年かかる。日本の男女格差が縮小されたのは、職場環境の改善が背景にある」と分析している。WEFは世界各国の政治家や経営者が集まる「ダボス会議」の主催団体。