今の就活時期に肯定的 学生の約6割、内閣府調べ

「十分学修時間を確保できた」「必要な学修時間は確保できた」「一定の学修時間は確保できた」のいずれかを回答した割合

内閣府は12月17日、2018年度の学生の就職・採用活動開始時期に関する調査結果を公表した。就職・採用活動は例年同様に広報活動が3月、採用選考活動が6月に開始時期が設定されたことに対し、肯定的に捉えた大学4年生・大学院2年生が全体の約6割に上った。就職・採用活動期間中でも学修時間の確保ができていると答えた学生の割合は昨年度より増加した。

調査は、医・歯・薬学科など一部の学科を除く大学4年生、大学院2年生を対象に、60程度の大学の学生に7~8月、インターネットで実施した。大学4年生は7575人、大学院2年生は2268人から回答を得た。

それによると、就職活動の時期が昨年度と同じ時期に設定されたことの是非を聞いたところ、▽昨年の就職活動の情報を参考にすることができた 66.5%▽夏の時期に就職活動をしなくて済んだ 63.0%▽予定を立てやすく、準備・行動できた 59.4%――と、肯定的に捉えている回答が6割を占めた。一方で、「就職活動期間が比較的短期間で済んだ」(47.7%)、「選考活動を早期に開始する企業があり混乱した」(59.3%)との回答も目立った。

学修時間の確保については、「十分学修時間を確保できた」「必要な学修時間は確保できた」「一定の学修時間は確保できた」のいずれかを回答した割合は、広報活動開始前の2月までは8割以上と高く、その後の3~5月には4割以下まで低下。採用・選考活動開始後の6月は5割、7月は7割まで上昇していた。採用・選考活動開始時期が8月だった15年度と比較すると、6~7月に学修時間が確保できたと回答した人の割合は大幅に増加。16~17年度と比較した場合でも、3月以降では今年度の方がやや高くなった。