外国人児童生徒への対応 世界の公立校を経験した女性が見る日本の教育

これからのダイバーシティ教育を考えるに当たって、今後さらに増加が予想される外国人児童生徒への対応は重視せざるを得ない。外国人児童生徒数は、ここ数年で急速に増加。文科省が2016年度に実施した「日本語指導が必要な児童生徒の受入状況に関する調査」によれば、公立学校で日本語指導が必要な児童生徒数(外国籍、日本国籍)は、10年間で1.7倍に増えている。多様なバックグラウンドを持つ児童生徒と学び合う教育を考える――。

■外国人児童生徒への対応は各国さまざま
文科省の同調査では、日本語指導が必要な外国籍の児童生徒数は14年度の前回調査と比較して17.6ポイント増の3万4335人。……