和水町の小中で授業始まる 熊本で震度6弱の地震

震度6弱の地震に見舞われた和水町の役場駐車場(和水町地域おこし協力隊提供)

熊本県和水町で1月3日夜、震度6弱の揺れを観測する地震があった。文科省の被害まとめによると4日午後4時半の時点で、町の小学校3校と中学校1校でガラスが破損するなどの被害があった。学校関係の人的被害はなかった。

町の小・中学校全7校は7日、冬休みが明け、予定通り授業が始まった。

町教委によると、町立菊水南小学校(塚本潤校長、児童42人)で体育館正面玄関扉のガラスが割れて落下し、職員室やパソコン室など3カ所でガラスにひびが入った。授業に支障を来すほどの被害はなく、教職員らは4日早朝から、通学路の安全点検に追われた。

町は、NHK大河ドラマ「いだてん」の主人公である熊本県初代教育委員長、金栗四三氏の出身地。同氏は1912年、日本人初の五輪選手として第5回ストックホルム大会男子マラソンに出場し、「日本マラソンの父」と呼ばれている。

教育関連の物的被害はその後増え、文科省の7日午後5時現在の被害まとめでは、熊本県の公立学校15校と私立学校1校で、福岡県の公立学校4校でそれぞれ壁などの破損が確認された。休校や短縮授業に踏み切った学校の報告はない。