6大学で医学部定員維持へ 文科省まとめ、19年度入試

医学部医学科の不適切な入試を公表した9大学のうち、少なくとも6大学で2019年度入試については現行の募集人員を維持する方針であることが、1月9日までの文科省の取りまとめで分かった。各大学は同省が18年12月に発表した募集人員減に対する臨時的措置を活用する。

臨時的措置は、不適切入試の救済策により元受験生が追加合格した影響で19年度の入学定員が著しく減少し、同年度の受験生への深刻な影響を避ける目的で、文科省が教育環境の確保を条件に、大学側の判断で追加合格による募集人員の減員を緩和することを認めた。定員超過分は24年度までの5年間を上限に減少幅を調整し、解消する。

臨時的措置の活用を表明したのは、▽岩手医科▽順天堂▽昭和▽日本▽北里▽金沢医科――の6大学。この他、福岡大も19年度入試の募集人員を維持するとしているが、臨時的措置の活用については明らかにしていない。

地域特別枠の推薦入試が問題となった神戸大は、地域特別枠の推薦入試の定員を変更して対応する。

東京医科大は1月8日時点で一般入試を75人から34人に、大学入試センター試験利用入試を15人から12人に減らす方針を変えていない。