英語検定試験の成績提供 受験生識別の共通ID発行へ

共通IDの申し込み・発行方法

大学入試センターは1月9日までに、2020年度から始まる大学入学共通テストで英語の民間検定試験の成績を一元的に集約し、大学に提供する「大学入試英語成績提供システム」の概要を公表した。受験生個人を識別する共通IDを発行し、どの民間検定試験を受検しても成績が管理できるようにする。同センターは今後、高校や大学向けに手引を作成し、周知を図る方針。

成績提供システムによって集約・提供する成績情報は、大学を受験する年度の4~12月に受検した2回までの民間検定試験の成績が対象となる。受験生個人を識別・管理する必要性から、大学入試センターが民間検定試験の共通IDを発行する。高校生の場合、共通IDは同センターの出願と同様に、在籍校が一括して申し込む。

受験生は、大学に成績を送付する民間検定試験を選び、受検申し込みの際に共通IDを所定の欄に記入する。受検した民間検定試験の成績情報が大学入試センターに送付され、志望する大学に提供される。

共通IDの発行時期は大学を受験する前年度の11月頃に申込期間を設け、12月~翌年1月ごろに発行することを想定している。共通IDの有効期間は発行から2年間となる予定。

19年度末に高校を卒業する受験生は20年度に大学を受験する可能性があることから、大学入試センターは19年度に限り、高校3年生にも在籍校からの共通IDの一括申し込みができるようにすることを検討している。