スマホで欠席連絡 長野・塩尻で導入促す

長野県塩尻市教委は1月15日までに、児童生徒の欠席や遅刻の連絡をオンライン上でできるシステムの導入を、市内の小中学校に促すことを決めた。保護者は24時間、スマホやパソコンで簡単に連絡を送信することができる。朝の時間に集中していた電話連絡を減らし、対応する教員の負担を軽減するのが狙い。市教委によると、県内で初めての試みという。

市教委によると、保護者は学校から配布されたQRコードをスマートフォンなどで読み取り、専用サイトに接続。名前や学級を入力し、欠席理由を「風邪」「熱」「腹痛」「頭痛」「インフルエンザ」「その他」の選択肢から選び送信する。送信された内容はメールで学校に届き、教職員が印刷して職員室に掲示する。

昨年9月から市立丘中学校で試験運用しており、7~8割程度がオンラインによる連絡となっている。専用サイトには保護者の電話番号の入力欄があり、同中では担任が空き時間に各保護者へ電話をかけ、改めて病状などを確認している。

教職員からは、朝の電話対応による負担が減り、集中して授業準備に取り組めると好評を得ている。一方保護者からも、教職員が学校にいない深夜や早朝にも気兼ねなく連絡できると好意的な意見が寄せられているという。

市教委の担当者は「インフルエンザの欠席が相次ぐこれからの時期、オンラインの欠席連絡を有効活用すれば、教職員の負担も軽減できるだろう」と期待を寄せる。