いじめメモ隠蔽で懲戒処分 神戸市教委、幹部職員5人

神戸市役所(市HPより)

神戸市立中学3年の女子生徒(当時14)が2016年10月に自殺した後、いじめに関する証言を記録したメモが市教委首席指導主事の指示で隠蔽(ぺい)された問題で、市教委は1月16日までに、首席指導主事ら幹部職員5人を懲戒処分にした。

市教委によると、首席指導主事は停職3カ月、総務部担当部長(当時の学校教育部長)は減給10分の1(1カ月)、教育次長ら幹部3人が戒告、担当課長が文書訓戒。首席指導主事は休職中という。

退職者については、前教育長の雪村新之助氏が報酬月額の10分の1(3カ月)を自主返納。隠蔽に関与した当時の中学校校長は減給10分の1(3カ月)相当とした。

メモは女子生徒の自殺直後、同級生がいじめを証言した内容を教員が聞き取って記録した。首席指導主事は17年2月、遺族からメモを問う質問書が出た際、当時の校長にメモの存在を否定する回答をするよう指示した。

後藤徹也教育次長は「遺族の信頼を大きく裏切るもので、深くおわびする」と陳謝した。