
2018年度文科大臣優秀教職員表彰式が1月15日、東京都文京区の東京大学安田講堂であった。国公私立合わせて773人の教職員と46の教職員組織が表彰された。
柴山昌彦文科相は「学校教育の改善、充実には、現場の第一線で活躍する教職員一人一人の役割が極めて重要だ」と話し、教員の多忙化に触れて「今年を学校における働き方改革を加速する年と位置付け、文科省としても全力で取り組む」と述べた。
同表彰は、教育実践で顕著な成果を収めたとして、教委や知事が推薦した国公私立学校の現職教職員(教職員経験10年以上かつ原則50歳未満)や教職員組織(活動期間1年以上)を文科省が審査し、表彰の対象者を選んだ。
学校種別の表彰対象者は▽幼稚園・幼保連携型認定こども園 12人▽小学校 298人▽中学校 200人▽義務教育学校 5人▽高校 191人▽中等教育学校 3人▽特別支援学校 63人▽スクールカウンセラー 1人――だった。
実践分野別では、「学習指導」が337人で最多だった。次いで「特別支援教育」(98人)「特別活動指導、部活動指導」(74人)だった。