Pepper 特別支援教育に貸与 魔法のPJが協力校募集

東京大学先端科学技術研究センターとソフトバンクは1月17日、ICTを活用して障害のある児童生徒の学習や生活を支援する「魔法のプロジェクト~魔法のWallet~」の協力校を募集すると発表した。応募受付は25日から。特別支援教育を受ける児童生徒や教員に、実践研究用にタブレット型端末や人型ロボット「Pepper」を1年間無償で貸し出す。

募集要項によると、貸し出しは国内の特別支援学校、小・中・高校の特別支援学級、インクルーシブ教育や発達障害の指導に取り組む学級、特別支援教育の臨床研究に取り組む大学・大学院が対象で、児童生徒の障害の種別は問わない。

2月28日までにプロジェクトのホームページから申し込む。3月中旬までに選考結果が応募者に通知される。

実践研究の期間は2019年4月~20年3月の1年間で、協力校には任意ながら活用事例を発表する研修会の開催を求めている。

プロジェクトに携わる中邑賢龍・東京大学先端科学技術研究センター教授は「これまでの特別支援教育では、障害の克服に重点を置いてきたが、テクノロジーを身に付ければ、障害の関係なく本質的な学びが実現する。変わらなければならないのは子供ではなく教師の意識だ。教師は危機感を持って新しい技術を教育に取り入れてほしい」と話している。