センター試験で4人が不正 スマホや定規の使用

大学入試センターによる「受験上の注意」(一部抜粋)

大学入試センターは1月23日までに、2019年度センター試験であった不正行為の概要を発表した。

それによると、不正行為をしたのは計4人。内訳は19日の東京都1人、20日の宮城県と東京都、三重県の各1人。不正行為の内容は▽理科の試験で、スマートフォンを使い用語検索した▽理科の試験で、スマートフォンの電卓機能を使用した▽国語の試験で、定規を使用した▽数学の試験で、「解答やめ」の指示後にマークシートに記入した――で、いずれも全科目の成績が無効となった。

「定規の使用」は、国語の問題文に定規を当てて読んでいたのを複数の監督者が確認し、不正行為と認定した。センター試験は全科目で、定規などの補助用具の使用を禁止している。識字障害などで定規が必要な受験生には、事前に「受験上の配慮申請書」「医師の診断書」の提出があれば認める場合がある。定規の使用は他の科目で例年確認されている不正行為で、大学入試センターは見直しの検討はしていない。

不正行為の人数は、記録を取り始めた06年度以降で最多となった17年度の12人と比べ、大幅に減少した。