土曜の保育利用たった3割 共同保育の推進求める意見も

私立保育所の運営実態が報告された子ども・子育て会議の会合=1月28日午前10時すぎ、東京都千代田区、板井海奈撮影

私立保育所の9割が毎週土曜日に開所しているものの、平均で入所児童の3割しか利用していない実態が、1月28日に都内で開かれた内閣府の「子ども・子育て会議」の会合で報告された。委員からは「土曜日の共同保育を推進し、集約化させるべきだ」との声が上がった。

内閣府は2018年7月に、私立の保育所や認定こども園、地域型保育事業所1万3838カ所を対象に、入所児童数や開所日数、収支状況など運営実態を調査。4725カ所から有効回答を得た。

同調査によると、18年3月の保育所の平均開所日数は、平日の日数21日のうち20.9日、土曜日の日数5日のうち4.8日だった。毎週土曜日に開所していた保育園は87.7%を占めた。その他の施設の平均開所日数は、認定こども園で平日20.9日、土曜日4.6日、小規模保育事業所で平日21.0日、土曜日4.1日だった。

土曜日の平均利用児童数をみると、保育所は31.4人で、平日の32.5%にとどまった。認定こども園は29.6人で平日の33.1%、小規模保育事業所は4.6人で28.8%だった。

土曜日の共同保育を実施しているのは▽保育所 18.1%▽認定こども園 17.5%▽小規模保育事業所 18.7%――で、いずれの施設でも実施は2割以下だった。