オリパラ教育をレガシーに 都が新教育ビジョン骨子

第4次教育ビジョンの骨子案を検討した=1月31日午前9時半すぎ、都庁、藤井孝良撮影

東京都教委は1月31日、2019~23年度までの教育政策の基本方針をまとめた、第4次東京都教育ビジョンの骨子を定例会で示した。20年の東京オリンピック・パラリンピック閉幕後も、各校でオリパラ教育として展開した活動を「学校2020レガシー」として継続させていくとした。

骨子によると、第4次ビジョンでは12の基本方針を設定。新たに都立高校改革や働き方改革を位置付けた。

オリパラ教育では、東京大会後を見据え、スポーツへの親しみや国際交流、障害者理解、ボランティアマインドの育成などの教育活動を継続・発展。各校のこれらの活動を「東京2020レガシー」として引き継ぎ、学校の特色に位置付けるとした。

都立高校改革では▽国際教育や専門学科の教育内容の充実▽併設型中高一貫教育校の改善▽チャレンジスクールの新設・拡大▽新国際高校(仮称)や家庭・福祉高校(仮称)、小中高一貫教育校の設置――を掲げた。

教員の働き方改革では、教員OBを活用したワークシェアにより、校務負担の大きい教員の授業時数を軽減。学校支援を目的とした財団を新設(1月24日付電子版既報)し、学校に人材を派遣する「人材バンク」をはじめ、相談窓口や事務支援に取り組むとした。

第4次ビジョンはパブリックコメントを経て、年度内に策定する。