教員への就職者数増、でも教員就職率減 教員養成大

文科省は1月31日、2018年3月の国立教員養成大学卒業者と、国立・私立の教職大学院修了者の就職状況を公表した。教員就職率は学部で前年度比0.5ポイント減の67.0%(大学院進学者と保育士の就職者を除いた場合)、教職大学院で前年度比2.0ポイント増の93.7%となった。国立教員養成大学・学部では、教員への就職者数は増加したものの、教員就職率は下がった。民間への就職者も増えたことなどが影響した。

国立教員養成大学・学部の卒業者1万960人(前年度比144人増)のうち、教員になったのは6457人(同43人増)。うち正規採用は4265人(同97人増)、臨時的任用は2192人(同54人減)だった。教員・保育士以外への就職者は2688人(同250人増)だった。

教員就職率が高かった大学・学部は▽兵庫教育 86.6%▽鳴門教育 83.3%▽上越教育 80.6%▽山口 79.7%▽愛媛 77.0%。

教職大学院で、現職教員の学生を除いた修了者は601人(前年度比156人増)、教員になったのは563人(同155人増)で、うち正規採用は417人(同128人増)、臨時的任用は146人(同27人増)だった。

文科省は、入学時からの学生への手厚い進路指導や、連携協力校との実習内容の充実が、教員就職率上昇につながったとみている。

調査は44校ある国立の教員養成大学・学部と、教職大学院45校(国立39校、私立6校)を対象に実施。18年3月の国立教員養成大学・学部の卒業生、現職教員学生を除く教職大学院修了生の、同年9月30日時点での教員就職状況について集計した。

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