いじめや保護者対応に助言 津市教委と弁護士会が協定

三重県津市は2月7日、学校現場の問題を早期に解決するため、市教委と三重弁護士会で包括連携協定を4月初旬に結ぶと発表した。学校だけで解決が困難ないじめ問題や保護者対応について、弁護士が教員に助言する。

市教委によると、市では近年、児童生徒のいじめや不登校、保護者からの要望などが増加している。対応する教員の負担過多や学校で解決困難な問題が多発しているため、支援体制構築が急務だった。

協定では、市教委を通して各校が三重弁護士会に相談できる体制を構築。校内で発生した児童生徒の事故への対応や、児童虐待が疑われる場合の適切な対応など、各事案に対して学校問題に精通した弁護士が助言をする。

さらに弁護士主導で、トラブルを未然に防ぐための教職員研修や危機管理についての管理職研修、児童生徒、保護者向けの講話会を年間30回実施する方針。

市教委の担当者は「弁護士から助言をもらって対応することで、児童生徒や保護者からの信頼や安心感が一層得られるのではないか。学校と弁護士が連携し、『児童生徒の最善の利益』を目指したい」と述べた。