児童生徒のアンケート保護 三重県が検討へ

三重県教委は2月8日、いじめ防止に向けた対策を定めた「三重県いじめ防止基本方針」に、児童生徒のアンケートを保護する内容の文言の追記を検討する考えを示した。千葉県野田市で小学4年生の女児が虐待死した事件を受けたもの。

三重県教委では昨年8月、同基本方針の改訂作業に着手しており、野田市の事件発覚前の今年1月に改訂案を取りまとめていた。

野田市の事件を巡っては、死亡した女児が父からの暴力を訴えたアンケート用紙のコピーを、市教委が父に渡していたことが発覚し、問題視されている。

改訂案では、アンケートの取り扱いについて「プライバシーに十分配慮するよう促す」などの記述にとどまっていた。アンケートの開示を求められた場合の対応などについて追記を検討する方針だ。

県教委によると、追記の有無や内容を審議し、3月7日の教育委員会定例会で修正案を提出する予定。