子供のアレルギー対応を充実 保育所版指針で改訂案

「保育所におけるアレルギー対応ガイドライン」の改訂作業を進めている厚労省は2月8日、同ガイドラインの改訂版の案についてパブリックコメントの募集を開始した。子供のアレルギー対応への重要性が高まる中、改訂版では、疾患や治療に関する最新の情報や、事故を防止するための体制構築の在り方、アレルギーへの適切な対応法を充実させている。意見は3月9日まで受け付ける。

2011年に作成された現行のガイドラインは4章で構成されているが、改訂版では基本編と実践編の2編構成とした。

基本編では、保育所に求められるアレルギー対応の基本事項をはじめ、関係機関と連携したアレルギー対策の実施体制や、食物アレルギー対策としての誤食防止について詳述。新たに、保育所の責務や消防機関との情報共有、食物アレルギーの新規発症時の対応などを盛り込んだ。

実践編では、食物アレルギー・アナフィラキシー、アトピー性皮膚炎などの代表的な疾患ごとに、症状の特徴と「生活管理指導表」に基づいた適切な対応策を整理した。

ガイドラインの普及・活用に向けて、厚労省は「生活管理指導表」の参考様式と、学校で使われている「学校生活管理指導表」で内容に整合性を持たせる方針を示している。