市立小・中で茶道、華道の体験授業 京都市で全校実施へ

京都市教委は2月12日、市立小学校で茶道、市立中学校で華道を体験する授業を2019年度より開始すると発表した。文化庁の京都への全面移転を見据えた取り組みで、児童生徒は伝統文化を通して所作や礼儀を学ぶ。21年度までに市立の全小・中学校での実施を目指す。

市教委によると、茶道、華道は総合的な学習の時間や道徳科、その他の教科に関連付けての授業展開を想定。体験活動では各流派や地域団体から講師を招く。市独自の指導計画「茶道・華道体験活動スタンダード」を作成し、体験活動のモデルや、茶と花を題材とした道徳科の指導案集をまとめる。

市は、茶わんや釜などの購入費や講師代として、19年度予算案に約1千万円を計上した。

市教委の担当者は「全ての児童生徒が卒業までに少なくとも1回は体験活動をできるように、物品の用意や指導案の整備を進めたい」と話している。