高校生が科学の実力を競う 「科学の甲子園」を3月に開催

全国大会への思いを語った代表の生徒ら

47都道府県の代表の高校生が、科学のさまざまな分野での実力を競う「第8回科学の甲子園全国大会」の開催を前に、主催の科学技術振興機構は2月13日、都内で会見を開き、代表校の生徒らが意気込みを語った。第8回大会は3月15~18日に、さいたま市のソニックシティとサイデン化学アリーナを会場に開催する。

高校1、2年生で構成される6~8人のチームで筆記競技と実技競技に挑み、その成績で順位を決める。今大会では参加者する女子生徒の数、割合が共に過去最多となった。

筆記競技では、理科、数学、情報から、習得した知識を活用する問題や、教科・科目の枠を超えた融合問題が出題される。実験や実習による実技競技では、コミュニケーションやものづくりの能力を問う。

実技競技は、3競技のうち1競技で課題が事前に公開される。今大会は「ツール・ド・さいたま」と題し、左右のバランスを取りながら進むジャイロ2輪車を製作。30メートルのコース上で、ジャイロ2輪車を充電からゴールさせるまでのタイムを競う。

代表チームの中で唯一の女子校として出場する、栃木県立宇都宮女子高校2年の渡邊優理恵さんは「チームで目標を明確にして勉強してきた。それぞれの得意分野を生かして、役割を分担しながら戦いたい」と抱負を語った。

今大会初出場となる東京都立武蔵高校2年生の猪俣和樹さんは「教科書を読んだだけでは『科学の甲子園』の問題は解けない。暗記ではなく仕組みを理解して、応用力を発揮したい。初出場だが上位を狙っていく」と意気込んだ。