高校の図書館司書が薦める 今年のイチオシ本には――

ブックフェアーの書棚(さいたま市大宮区のジュンク堂書店大宮高島屋店)

埼玉県高校図書館フェスティバル実行委員会は2月15日、高校生に薦めたい書籍のベスト10を決める「埼玉県の高校図書館司書が選んだイチオシ本」を発表した。今年のイチオシ本第1位には、『リアルサイズ古生物図鑑』(土屋健、群馬県立自然史博物館著、技術評論社)が選ばれた。

同実行委では、高校図書館、公共図書館、書店が連携し、県民や若い世代に書籍との出合いや高校図書館の重要性を理解してもらおうと、11年から毎年実施している。17年11月~18年10月に出版された書籍の中から、県内の高校図書館司書が高校生に薦めたい作品を投票で決めた。

「リアルサイズ古生物図鑑」以外には▽第2位 『そして、バトンは渡された』(瀬尾まいこ著、文藝春秋刊)▽第3位 『みえるとか、みえないとか』(ヨシタケシンスケ著、伊藤亜紗相談、アリス館刊)▽第4位 『黒板アート甲子園作品集』(日学株式会社総監修、日東書院本社刊)▽第5位 『愛なき世界』(三浦しをん著、中央公論新社刊)――などが選ばれた。
実行委員会ホームページから、それぞれの著者や編集者が寄せたコメントを見られる。

県立浦和第一女子高校の学校図書館司書の木下通子実行委員長は「作家と読者の橋渡しも学校司書の大切な仕事。中学生や高校生がこの企画を通して、自分にぴったりの1冊に出会えたらうれしい」と話した。2月16日から県内57書店でイチオシ本ブックフェアーを展開したり、公共図書館でパンフレットを配布したりしている。