ネット依存傾向の中高生対象 スマホ断ち合宿、静岡

静岡県と県教委は2月26日までに、ネット依存症の傾向にある中高生を対象とした合宿「自然体験回復プログラム」を実施すると発表した。生徒らは合宿中、自然を体験したりカウンセリングを受けたりし、スマートフォンから離れた生活を送る。

同プログラムは「プレキャンプ」「メインキャンプ」「フォローアップキャンプ」の全3回で構成。2019年9月から翌年1月に掛けて実施する。

県内の中高生2千人が対象のネット依存度チェックの結果を基に、依存傾向にある15人が参加する予定。

生徒は自然体験学習施設でスマホやネットから離れ、医療関係者による認知行動科学療法やカウンセリング、ネットモラルの講座などを受ける。

20年度には小学生対象のプログラムも実施する予定。

県教委の担当者は「厚労省の推計によると、病的なネット依存症の中高生は全国で93万人にも上る。これまでノーマークの分野だったが、19、20年度と特に注力して取り組み、県内の児童生徒の状況把握や効果の実証に努めたい」と話した。