食品メーカーのオハヨー乳業は3月1日から、鉄分摂取の大切さを学ぶ教材『みんなの保健ノート カラダと鉄分のお話し』16万部を、日本学校保健会を通じて、全国の小・中・高校などに無償配布すると発表した。国立成育医療研究センターの荒田尚子医師らによる監修の下、同教材を作成。A5サイズ、12ページの小冊子で、ホームページからもダウンロードができる。同社は「8歳以上の男女ともに鉄分摂取量は不足している。一方で、昨年末の高校生アスリートによる鉄剤注射の問題などもあり、このような摂取不足・過剰摂取の状況を考慮すると、鉄分に対して今まで以上に正しい理解を広めていく必要がある」としている。
中教審特別部会は審議まとめの素案で、教員の長時間勤務の解消、負担軽減や配置増、処遇改善などのテーマについて、今後の基本的な方向性を描き出した。公立学校の教員にとっていずれも重要なテーマなので、何がどのように決められようとしているのか、テーマ別にQ&A形式で解説したい。第1回目は「長時間勤務は解消されるのか。どのような道筋が描かれているのか」を取り上げる。
教員の「働き方改革」や待遇改善について審議している中教審の特別部会は、公立学校の教員の勤務時間外の貢献も含めた対価として支給している「教職調整額」の水準について、月額給与の4%から同10%以上に引き上げることを盛り込んだ審議まとめの素案を示した。労働時間に応じた残業代を支給せず、定額の教職調整額を支払う同法の仕組みを巡っては、教員の長時間労働の要因になっているとの指摘がある。このため、法律自体の廃止を求める声もあったものの、維持される公算が大きくなったと言える。給特法体制の下で教員の長時間労働を是正していくには、どうすればいいのだろうか。今回はある自治体で起きたケースに基づき、「給特法を使う」という視点で考えた。
中学時代に指導者からのパワハラを受けて野球部をやめてしまった中桐悟さん。社会人になって参加した草野球で「やっぱり野球は楽しい」と実感したことが、楽しむことを第一に掲げる少年野球づくりにつながっているのだという。インタビュー第2回では、チーム設立に至る経緯のほか、子どもを取り巻くスポーツ環境の課題などを聞いた(全3回)。
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