災害時に必要な物を考える 防災ブックを授業で作成

ヤフーのスタッフにアドバイスをもらいながら、防災ブックを作る児童ら

災害時必要な物をそれぞれ考えよう――。東京都世田谷区立三軒茶屋小学校(平松有理子校長、児童421人)は3月11日、ヤフーと合同で防災を題材とした特別授業を開催した。同小5年生の児童36人が参加し、自分や家族のオリジナル防災ブック作りに取り組んだ。東日本大震災発生から8年を迎えたことを踏まえ、実施された。

授業では、ヤフーが「防災ダイバーシティプロジェクト」の一貫で企画した防災ブックセットを使用。防災情報やグッズが書かれた100種類以上のカードから、自分の性別や年齢、趣向、ライフスタイルに合ったものを選びファイリングする。このようにして、世界に一つだけ、自分だけの防災ブックを作成する。

東日本大震災発生時3歳だった児童らは災害時を想像し、自分や家族らの生活スタイルを振り返りながら、真剣にカードを選んでいく。

例えば、「学生」のカードは、避難所や電気の無いところでも楽しめるよう「トランプ、ボードゲーム」などを防災グッズとして提案。「スキーをするのが趣味」という児童が選んだカードには、「スキーウエアは防寒できるので、災害時の衣服として役立つ」といったアドバイスが添えられていた。

講師を務めたヤフーのスタッフは、「災害時必要な物は人それぞれ違う。自分なりの防災を考えて、家族と改めて話し合ってほしい」と児童らに呼び掛けた。