就活で教育実習に配慮 従来通りの日程を政府が要請

2021年3月に大学などを卒業する学生の就職・採用活動について、政府は3月26日、学生が学修時間を確保しながら就職活動に臨めるよう、全国1133の経済団体、業界団体に日程の配慮などを要請した。就職・採用活動の日程は従来と同様とし、授業や教育実習など、学生の学事日程に配慮した採用選考活動の実施を求めた。

就職・採用活動の日程は、広報活動が20年3月1日から、採用選考活動が同年6月1日から、内定は同年10月1日からとし、広報活動は実質的な選考や採用活動に影響を与えるものではないと十分周知するよう要請。

インターンシップについても、大学3年生、大学院修士課程1年生に限定しての開催や、就業体験を伴わず、実質的に企業の業務説明の場となっている通称「ワンデーインターンシップ」については、インターンシップと称して実施しないよう求めた。

採用選考活動では、採用側は学生の授業やゼミ、実験、試験、教育実習などと重ならないよう日程を工夫。また、東京五輪・パラリンピックの開催期間中は宿泊先の確保が困難になることが予想されたり、学生ボランティアの研修日程と採用選考活動が重なったりする可能性があるため、学生への配慮を要請した。

採用選考時のハラスメントや、就職活動を早く終えるよう迫ったり、誓約書を要求したりする行為(オワハラ)の禁止徹底も明記した。

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