自殺死亡率が10代は増加 動機で「学校問題」も増

年代別の自殺死亡率の推移

2018年の10代の自殺者数が前年よりも増加したことが、3月28日、警察庁の集計で明らかとなった。人口10万人当たりの自殺者数を表す自殺死亡率が前年より増加したのは10代だけだった。自殺の原因・動機別では学校問題が前年より増加した。

それによると、18年の自殺者数は2万840人で、前年比481人減少した。2010年以降、9年連続で減少している。月別では、3月が最も多かった。

10代の自殺者数は599人で、前年の567人よりも32人増加した。10代の自殺死亡率は5.3%で前年より0.3ポイント増加した。10代以外では前年より減少した。

学生・生徒の自殺は812人で、前年の817人より5人減少した。校種別では▽小学生 7人▽中学生 124人▽高校生 238人▽大学生 336人▽専修学校生など 107人――だった。また、教員の自殺は93人だった。

自殺の原因・動機別で、「学校問題」が該当したのは354人で、前年の329人より25人増加した。19歳以下で「学校問題」が自殺原因の一つだったのは188人(男性119人、女子69人)だった。また、学生・生徒で「学校問題」が原因の一つだったのは329人(男性227人、女性102人)だった。