小中学生がパラスポーツ体験 アスリートが指導

車いすバスケットボールを楽しむ生徒ら

東京都世田谷区内の小学生と中学生がパラスポーツを体験するイベント「パラリング サポ育 in世田谷」が3月29日、区立希望丘地域体育館で開催され、およそ100人の児童生徒がアスリート選手と共に汗を流した。主催はリクルート。

生徒らは車いすバスケットボールやブラインドランニング、座った姿勢でプレーするシッティングバレーボールなどを体験。各競技のアスリート選手から直接指導を受けた。

車いすバスケットボールの体験コーナーでは、生徒らはバスケットボール専用の車いすの操作に挑戦。車輪の回転の力を使った右折や左折の方法や、後ろ向きに動くバックの方法を習得した。シュートの練習では、ボールを投げるタイミングやゴールに近づくまでの速度についてアスリートからアドバイスを受けた。

パラスポーツの楽しさを呼び掛ける仮面女子の猪狩ともかさん(中央)

参加した生徒の一人は「車いすバスケは正直簡単そうなイメージがあったが、足の力を使わず手の力だけでボールをパスしたり、移動したりするのは大変だった。とても楽しかった」と感想を語った。

脊髄損傷による両下肢まひのため車いすで活動する、アイドルグループ「仮面女子」の猪狩ともかさんがゲストとして参加し、「人間は自分がその立場にならないと分からないことが多い。この体験で少しでも障害を持つ方やパラスポーツへの理解を深めてほしい」と、生徒らに呼び掛けた。