地域の課題解決と探究的学び 新規事業で51高校を指定

今年度開始の「地域との協働による高校教育改革推進事業」で、文科省は4月3日、指定校を公表した。高校での学びを地域の課題解決に役立て、体験と実践を伴った探究的な学びを実現するため、市町村や高等教育機関、産業界と高校が連携して、カリキュラムを開発する。

同事業は21年度までの3年間を実施期間とし、51校を指定。指定校は▽地域魅力化型▽グローカル型▽プロフェッショナル型――の三つの類型で、体制整備に取り組む。

地域魅力化型は、地域の新しい価値の創造に向け、コミュニティーを支える人材を育成するため、地域課題の解決に向けた探究的な授業を実施。「総合的な学習の時間」や教科の学びを相互に関連させ、カリキュラムに体系的に位置付ける。

グローカル型は、グローバルな視点を持ってコミュニティーを支える、地域のリーダーの育成を目的とし、SDGsや産業、文化、医療介護などの地域が抱える問題で、グローバルな問題でもある社会課題の解決に取り組む。市町村や企業と連携したインターンシップや海外研修も実施する。

職業教育が中心の専門学科、総合学科を対象とするプロフェッショナル型は、地域の産業と連携・協働して、専門的な知識・技術で地域を支える職業人を育成する。