「起立性調節障害」のガイドラインを公表 岡山県教委

岡山県教委は4月4日までに、「起立性調節障害(OD)」の児童生徒への対応法をまとめたガイドラインを公表した。

「起立性調節障害」のガイドライン

ODとは、主に思春期に発症する、自律神経の不調からくる身体的な病気。脳や全身に必要な血液が行き渡らず、立ちくらみや目まい、動悸(どうき)、倦怠(けんたい)感などの症状がある。起床時に症状が強く現れ、登校できなくなる子供も多い。

▽午前中に調子が悪く、午後になれば回復する▽季節の変わり目や気圧の低下で症状が悪化する▽朝起こしてもらっているときの記憶がない▽布団から出てもボーっとしている――など、不登校の初期症状と似ているため、「サボり」と誤解されたり、適切な支援や治療を受けられなかったりするケースもあるという。

ガイドラインにはODの基礎知識や、学校と家庭での適切な対応を記載。

怠けや仮病ではないことを教職員と保護者が理解し、一貫して対応する必要性や、本人と保護者の了承を得た上で、他の児童生徒にも説明して配慮を促すことなどを示した。

同ガイドラインは、同県教委のホームページから確認できる。