働き方改革で刷新 新職員室「センセイオフィス」が完成

職員室をリニューアルして教員の働き方改革を――。職員室の環境改善に、スイスの家具メーカー「ヴィトラ」と協力して取り組んでいた島根県立津和野高校(熊谷修山校長、生徒182人)は、家具やレイアウトを刷新した新しい職員室「センセイオフィス」での業務を4月に入り開始した。

センセイオフィスに生まれ変わった職員室(津和野高校提供)

教員の職場環境を改善し、仕事の能率を上げることで、生徒と関わる時間や質の向上につなげる目的。

「センセイオフィス」は、個人の執務エリア以外にも、業務に応じて室内を自由に移動できるよう設計。教員が協働や集中しやすいスペースを設けた。

また、家具の配置を工夫し、壁を作ることなく各スペースを区切ったことで、執務エリアは業務効率化とプライバシー確保を実現しつつ、生徒が職員室に気軽に入れる雰囲気をつくり出した。

熊谷校長は「働き方改革を進める中で、職員室に目を向けると、雑然としていて、教員が集中して仕事したり、同僚とコミュニケーションを取ったりすることに課題があると感じた。小さな学校だからこそ、生徒との個別指導や面談も大切にしたかった。仕事をする環境が変われば、教員の意識も変わる。少なくとも、多忙感は解消されるのではないか」と話す。