学習評価と指導要録の改善 新指導要領に向けて通知

新学習指導要領の実施に向け、文科省は4月8日までに、小、中、高校、特別支援学校の学習評価と指導要録の改善について、全国の都道府県教委などに通知した。主体的・対話的で深い学びの視点からの、授業改善につなげる学習評価の在り方を示すとともに、学校の働き方改革の観点から、指導要録の記述などを簡素化した。

学習評価について、新学習指導要領における指導と評価の一体化を進める観点から、観点別評価の観点を「知識・技能」「思考・判断・表現」「主体的に学習に取り組む態度」の3観点で整理。観点別評価と評定の両方の特徴を踏まえ、指導改善を図るとした。また、高校の各教科・科目での観点別評価の実施を明確化した。

指導要録の改善点では、教員の勤務負担を軽減するため、「総合所見欄」は要点を箇条書きとし、記載事項を必要最小限にするとともに、通級指導を受けている児童生徒については、個別の指導計画に指導に関する記載があれば、それを指導要録の様式に添付して指導要録の記入に代えられるとした。

この他に、小学校の外国語活動では、これまで観点別に設けていた記述欄を一本化。その上で、児童の学習状況に顕著な事項がある場合に、その特徴を記入するようにした。

高校の特別活動の記録では、文章の記述を改め、各学校が設定した観点を記入した上で、各活動、学校行事ごとに十分満足できる活動状況と判断できれば「〇」を記入するようにした。