日本列島の形成過程を学ぶポスター 全国の小、中、高に

文科省は4月9日、日本地質学会が企画したポスター「一家に1枚 日本列島7億年」を制作したと発表した。岩石や地層、火山などに関する豊富な資料を基に、日本列島が形成された過程を解説。複数のプレートが沈み込む日本列島の、地学現象の基礎知識を学べる。小、中、高校に送られるほか、全国の科学館、博物館で一般向けにも配布される。

制作された日本列島7億年ポスター

火山噴火や地震といった自然災害が多発する日本列島は地殻変動が活発で、岩石や地層を研究することは、7億年をかけて現在の形になった日本列島の歴史を解明することにつながる。

同ポスターでは、原生代の超大陸ロディニアの分裂から始まり、日本海の形成によって日本列島として独立するまでの過程を年表で表し、2億5千万年後の予想される姿まで解説した。

日本列島でみられる火成岩や堆積岩、変成岩については、実物の写真を掲載し、違いを比較できるようにしている。

今年で60回目を迎える、4月15日からの科学技術週間に合わせ、科学技術への理解を深める目的で作った。同週間のホームページから、同ポスターで用いられている図解の解説資料をダウンロードできる。