いじめ匿名相談アプリを全県立校に導入 岡山県教委

岡山県教委は4月11日までに、いじめを匿名で相談できるアプリ「ストップイット」を、今年度より県立校69校すべてで導入したと発表した。

生徒を対象にした説明会も各学校で実施。使用方法や利用にあたっての注意点を説明し、啓発を図る。

同県では2017年度より、県立学校5校で「ストップイット」を試験導入。多い学校の場合、年間100件の相談が寄せられるなど効果があった。

「ストップイット」はチャット形式で、教員と会話することができる。同県では、相談者の氏名やクラスなどは匿名で、学年のみを把握できる仕様。

生徒からの相談が寄せられると、該当する学年主任や担任らがチームになり、対応にあたる。

県教委の担当者は「スマホから気軽に匿名相談できる点が、生徒にとってはハードルが低く、相談しやすい」と説明。

教員からは「学校生活の中だけではなかなか気付けない、生徒の動向が把握できる」「表面化していない、いじめの掘り起こしにつながる」と好評を得ているという。

同担当者は「『ストップイット』はツールのひとつ。相談窓口や電話相談など、相談者が一番ハードルの低いものを選んでSOSを出してほしい」と語った。