全国学力調査で後日実施に 配慮版CD使用の一部ケース

4月18日に実施された、2019年度全国学力・学習状況調査の中学校「英語」で、文科省は、障害のある生徒向けの「配慮版CD」を使用する場合で、後日実施となるケースがあると発表した。調査前に発覚した「話すこと」調査でプログラムが正常に動作しない可能性があるケースについては、8校で修正ソフトによる対応が実施されたことも分かった。

後日実施となるのは、視覚障害などがある生徒向けに、調査時間を通常の1.3倍程度にした「配慮版CD」を使用して、通常版の調査問題用紙の使用を予定していたケース。

視覚障害で「配慮版CD」を使用する場合は、必ず「拡大文字問題」を使用することになっていたが、それ以外の障害で「配慮版CD」を使用する場合についても、同様に「拡大文字問題」を使用することがマニュアルに記載されていなかった。

「拡大文字問題」は事前の申し込みが必要だが、申し込みをしていないと、18日の本番で通常の問題用紙と「通常版CD」で調査を実施するか、「拡大文字問題」の送付を希望した上で、後日に調査を実施しなければならなくなる。

「拡大文字問題」の希望はコールセンターで受け付ける。文科省によると、すでに特別支援学校の2校で「拡大文字問題」の送付依頼があった。

英語「話すこと」調査のプログラムの展開時に、環境復元ソフトの設定によっては、コンピューターの再起動後にプログラムが正常に動作しない可能性がある問題については、コールセンターに67件の相談が寄せられた。そのうち中学校8校で修正ソフトによる対応が行われた。