食育の指導手引を改訂 新たに指導目標や評価示す

文科省は4月23日までに、学校での食育の必要性や指導方法についてまとめた「食に関する指導の手引」の第二次改訂版を同省ホームページで公表した。学習指導要領の改訂や子供の食を取り巻く状況の変化を踏まえ、食育の効果的な指導に必要な目標や評価などの考え方を示した。

「食に関する指導の手引 第二次改訂版」

改訂のポイントは①食に関する資質・能力を踏まえた指導の目標の明示②「食に関する指導に係る全体計画」 の作成の必要性と手順・内容③食に関する指導の内容の三体系と栄養教諭の役割④食育の評価に対する評価の充実――の4点。

①では、「学校における食育の推進」を従来以上に明確に位置付け、小・中学校の各教科で、食に関しての学びを適切に実施できるようにした。さらに家庭や地域との連携の重要性も盛り込まれた。

④では、各学校で食育について成果指標と活動指標の両方を設定し、総合的に評価する必要性を示した。成果指標については児童生徒の▽肥満度などの健康診断結果の変化▽体力向上▽生活習慣の改善▽意識の変化――を、活動指標については学校全体の▽食育指導実施率▽食育指導の継続率▽食育に関する研修回数――などについて取り上げた。

手引は文科省のホームページで閲覧できる。