代表に福岡県大牟田市教委など ユネスコ/日本ESD賞

日本ユネスコ国際委員会は4月23日、世界中の優れたESDの取り組みを表彰する2019年ユネスコ/日本ESD賞について、日本からユネスコへ推薦する3件の取り組みを決定したと発表した。

選出されたのは▽農村指導者養成研修(学校法人アジア学院農村指導者養成専門学校)▽児童生徒と市民の協働によるHappy Townプロジェクト~ESDによる持続可能なまちづくり~(福岡県大牟田市教育委員会)▽未来パレット~17色の輝く未来へ~Palette for Future~To the shining future of 17 colors~(北九州ESD協議会)――の3件。

学校法人アジア学院農村指導者養成専門学校は、世界中の農村指導者を集めて養成研修を実施。社会的弱者に奉仕する農業指導者を育成し、公正で平和な、持続可能な社会の実現を図る点などが評価された。

大牟田市教委は、高齢者が安心して暮らせる街づくりを目指し、子供たちを中心に地域の企業や団体と行う独自の指標を立て「大牟田版SDGs」を実施。ESD自体を市の再生理念に据えたのが革新的で、多くの好事例を生み出している点が評価された。

北九州ESD協議会は、市民団体や学生らが協力し、ESD推進のための研修・情報交換会や教材開発などを実施した。1960年代の公害問題の経験を基にした活動などが評価された。

選出された3件については、今後、国際審査会を経て、9月末に受賞者が発表される予定。