「SNS東京ルール」を改定 「自画撮り」被害から自衛

子供たちのSNS利用状況の変化を受け、東京都教育委員会は4月25日、2017年度に策定した「SNS東京ルール」を改定した。SNS利用の長時間化や、裸の写真を送るよう要求されて応じてしまう自画撮り被害の増加に伴い、子供や家庭での自衛を強化する。

都教委によると、「SNS東京ルール」の策定後、SNSの利用ルールを決めている家庭が増加したり、インターネット上でトラブルや嫌な思いをする児童生徒が減少したりするなどの成果がみられたという。

一方で、1日2時間以上インターネットを利用する児童生徒の割合や、自画撮り被害に遭った児童生徒数が増加。ツイッターやインスタグラムといった情報発信型のアプリが普及するなど、課題や利用実態の変化に応じてルールを改定する必要性が生じた。

これを受けて新ルールでは、各項目を見直し、①スマホやゲームの1日の合計利用時間、使わない時間帯、場所を決める②必ずフィルタリングをし、パスワードを設定する③送信前には、誰が見るか、見た人がどのような気持ちになるか考えて読み返す④個人情報を教えたり、知らない人と会ったり、自画撮り画像を送ったりしない⑤写真・動画を許可無く撮影・掲載したり、拡散させたりしない――とした。

今後、都教委では新ルールに基づいた「SNS東京ノート」の改定、教員研修、情報モラル推進校による指導法開発などに取り組む。また、都内の各学校でも、新ルールに基づく学校のルール改定や各家庭でのルールづくりに向けた啓発を実施する。