教員志望の学生に奨学金 岩手大が新設

岩手大学は2019年度から、教員志望の学生を支援するため、新たな奨学金制度を導入した。同大学教育学部の3年生と4年生が対象で、年間10万円を貸与する。在学中、もしくは卒業後1年以内に教員採用が決まった場合、返還が全額免除となる。

奨学金を教員採用試験に向けたセミナーの受講費や参考書の購入費などに充ててもらい、教員を目指す学生の経済的負担を軽減する狙い。

選考は、学業の成績のほか、「教員になりたい理由」や「理想の教員」について記述する申請書の内容をもとに行われる。

支給する人数は各学年20人程度を想定しているが、現在実施している4年生の選考では、想定数の2倍を上回る約50人から応募があったという。3年生の選考は10月ごろを予定する。

担当者は「学生から想定以上に大きな反響があった。交通費や参考書代など教員採用試験はお金がかかる。学生を支援して、一人でも多くの教員を輩出したい」と話した。