ふるさと納税返礼品の温湿度計を小中へ 岩手県奥州市

岩手県奥州市は5月10日から、ふるさと納税の返礼品の温湿度計を市内の小中学校に寄贈してもらう「寄贈型返礼品」を導入すると発表した。

返礼品で学校に寄贈される温湿度計

温湿度計は、奥州市の「みずさわ気象計器」で製造されたエンペックス気象計製。直径30センチの大型タイプで、教室や体育館、プールなど屋外にも設置できる。熱中症に注意させる4段階の目安付きで、子供たちでも危険度が分かりやすい。奥州市で製造された証しとして文字盤に「made in OSHU CITY, IWATE」を印刷した、ふるさと納税限定版となる。

3万円のふるさと納税で、温湿度計1台を市内36校の市立小中学校のいずれかに寄贈できる。寄贈する施設は希望調査により希望のあった学校のうち、最初に中学校、次に小学校とし、生徒数が多い学校から寄贈する予定。

ただし、寄付者の意向で寄贈する学校が指定された場合には、極力その意向に沿う形で対応する。寄付者の名前も学校に伝えられる。寄付額はすべて市側に贈られ、寄付者への返礼品はない。

同市総務企画部の担当者は「ふるさと納税は高価な返礼品よりも、本来の趣旨である地域活性化につなげる事業を応援する仕組みにする機運が高まっている。ふるさと納税で地域貢献したいと思っている方に、どう使われたのかがわかるような形にしたかった。母校のために何かしたいといった思いにも応えられるのではないか」と話している。