不登校の児童生徒を大学生が支援 筑紫女学園大

筑紫女学園大学(福岡県太宰府市)はこのほど、市内の不登校の小中学生を対象に、同学の学生がサポーターとなり、交流や学習支援をする「キャンパス・スマイル」を今月末より開始すると発表した。今年度は20人を受け入れる。

学内の空き教室や図書館を活用し、週に1~3回、各1時間半程度、児童や生徒のペースに合わせて活動する。一人一人に担当の学生ボランティアがつき、趣味や好きな音楽について話したり、ゲームや運動をしたりする。希望があれば、学習支援も実施する。

学生ボランティアは同学で行われる養成講座を3回受講して「スマイル・サポーター」として認定を受け、活動を開始する。現在、教員やカウンセラーを目指す学生を中心に約80人が登録している。

同学では、1年前から市内の子供を対象に、学生ボランティアによる学習支援を実施していた。受講者に不登校や不登校傾向の児童生徒が多かったことから、新たに市教委と連携し「キャンパス・スマイル」に着手した。

この取り組みを進めている筑紫女学園大学の大西良准教授は「子供たちに安心できる居場所を届けることが最大の目的。子供にとって大学生は敷居の低いお姉さん的存在で、大人には打ち明けられない悩みや本音を話せるようだ。不登校の児童生徒らが自信やエネルギーを回復させる一助にしてほしい」と話している。