全連小総会 新会長に江東区立明治小の喜名校長

全国連合小学校長会(全連小)は5月22日、都内で第71回総会を開催し、新会長に江東区立明治小学校の喜名朝博(きな・ともひろ)校長を選出した。

就任あいさつする喜名校長

喜名会長は就任あいさつで、「今年度は新学習指導要領の移行期間、最終年度となる。カリキュラムマネジメントや主体的・対話的で深い学びなど、新しい言葉を使っただけで取り組んだ気になるのではなく、実践が必要だ。今回の指導要領の改訂は、学校教育自体の理念の改訂でこれまでにないものなので、校長は分かりやすく教職員に説明する使命がある」と述べた。

その上で「学校や教職員一人一人の実践によって教育改革が着実に実現できるよう、今こそ校長が実践力を示さなければならない。未来社会をつくっていく子供たちの資質・能力を着実に身につけさせることが学校の責務であり、校長の職責だ」と呼び掛けた。

祝辞を述べた浮島智子副大臣は学校における働き方改革などについて触れ、「一番大切なのは現場にいる教職員の皆さんの声。その声があるからこそ、子供たちの教育の発展や働き方改革の実現につながる。これからも文科省に届けてほしい」と述べた。

議事では▽学校経営の充実▽調査・研究活動の充実▽「生きる力」の育成を目指す教育課程の編成・実施・評価・改善▽教職員の資質能力の向上▽教職員の定数や処遇の改善――に重点を置く、今年度の活動方針などを承認した。

また▽義務教育費国庫負担制度の堅持および負担率2分の1の復元、人材確保法の堅持、給特法の改正▽教職員の基礎定数および加配定数の拡充、少人数学級の推進、専科教員の配置促進▽プログラミング教育、デジタル教科書などICTを活用した教育を推進するための環境整備――など、15項目を掲げた宣言を採択した。