「ざんきに堪えない」 職員逮捕で文科相

文科省初等中等教育局の参事官補佐が覚せい剤取締法違反などの容疑で現行犯逮捕されたのを受け、柴山昌彦文科相は5月29日、記者団に対し、「学校教育に携わる人物がこのような事案を起こしたことは、ざんきに堪えない。行政に対する国民の信頼を失う事案を職員が行ったことをおわびする」と述べた。

職員逮捕について謝罪する柴山大臣

同省によると、逮捕された職員は2018年10月より高等学校担当参事官付補佐として、高校の教育改革などの業務に就いていた。

仕事ぶりについては他の職員と大きく異ならなかったという。

これを踏まえ柴山文科相は、公私を問わず職員の悩みを受け付ける体制の抜本的強化に乗り出すとした。

具体的には、▽管理職の面談などで、職員の状況をきめ細やかに把握する▽メンター制度のさらなる充実▽心身の健康保持のための研修の充実▽カウンセラー配置の充実――など。

これに先立ち、柴山文科相は同日、同省職員に対し、「国民の信頼を取り戻すため、法令順守を徹底するよう強く求める」とする訓示を文書で出した。