高校生の履修認める大学3割 16年度、文科省調べ

文科省は5月28日、2016年度の大学における教育内容の改革状況に関する調査結果を公表した。高大連携の状況では、ほとんどの大学でオープンキャンパスを開催し、高校との意見交換会を7割超の大学で実施している一方、高校生を対象に通常授業の履修を認めている大学は3割を下回った。

高校生が大学教育に触れる機会の提供

それによると、オープンキャンパスを実施しているのは728大学(96.0%)だった。オープンキャンパス以外での取り組みをみると▽大学教員が高校へ出向き、定期的に講義や授業を行っている 315大学(41.6%)▽大学で高校生を対象とした講演を実施している 381大学(50.3%)▽高校生を対象とした公開講座を開催している 211大学(27.8%)▽高校生を対象とした通常授業の履修 215大学(28.4%)――などだった。

高校関係者との意見交換会は、573大学(75.6%)が実施していた。このほかでは▽高校の授業見学 94大学(12.4%)▽高校の学習内容や履修状況の把握 147大学(19.4%)▽高校教員への研修機会の提供 185大学(24.4%)▽高校と連携した教材の作成 30大学(4.0%)▽高校と大学が連携した教育プログラム 134大学(17.7%)――だった。

意見交換会の結果を踏まえた改善の取り組みでは▽教育内容・方法の改善 180大学(23.7%)▽履修指導や学修支援などの改善 109大学(14.4%)▽大学入試の改善 410大学(54.1%)▽高校生の進路選択に資する情報提供の改善 407大学(53.7%)――だった。

同調査は2017年12月~18年2月に、国公私立776大学を対象に実施。758大学が回答した。