共通テスト、3割の大学が活用未定 受験生への影響懸念

2021年度の大学入試で新たに導入される「大学入学共通テスト」を活用するかどうかを、まだ決めていない大学が全国でおよそ3割に上ることが5月31日、文科省が今年1月に実施した調査で明らかになった。また、共通テストを活用すると回答した大学であっても、国語の記述式問題の活用方法については約7割の大学が、民間の英語資格・検定結果の利用については約5割の大学が、それぞれ「まだ決まっていない」と回答した。本番まで約1年半となる中、多くの大学で入試の内容が決まっていない実態が浮き彫りとなり、受験生への影響が懸念される。

この結果を受けて、柴山昌彦文科相は同日の閣議後会見で「受験生の立場に立った積極的な情報提供が必要」と呼び掛け、各大学に入試方法などを速やかに公表するよう、文書で要請する考えを示した。

同調査は1月11~25日、全国の国公私立大学1068校を対象に964校(大学692校、短期大学272校)から回答を得た。……

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