朝食抜く小中学生が増加 18年度食育白書で警鐘

農水省は6月4日、2018年度版「食育白書」を公表し、朝食を日常的に食べない子供が増えていると警鐘を鳴らした。朝食を「全く食べていない」「あまり食べていない」と回答したのは小学6年生で5.5%(前年度比0.9ポイント増)、中学3年生で8.0%(同1.2ポイント増)だった。

政府は20年度までに朝食を食べない子供をゼロにする食育推進施策の目標値を掲げているが、実態と乖離(かいり)していることが鮮明になった。

白書では、学校で朝食を推進する好事例として、千葉県富津市立佐貫中学校を紹介。栄養教諭による朝食の大切さについての公開授業や、朝食強化月間の設定などの取り組みを挙げた。

また、学校給食を実施しているのは18年5月時点で、小学校は99.1%、中学校は89.9%だった。学校給食を推進する取り組みとして、全国の公立小・中学校などに配置されている栄養教諭は18年5月1日時点で6324人に上り、前年度より232人増加したことを紹介した。