共通テストの問題作成方針 大学入試センターが公表

大学入試センター試験に代わり、2021年度からスタートする「大学入学共通テスト」で、大学入試センターは6月7日、同年度の共通テストの問題作成方針などを公表した。

問題作成方針によると、問題は現行の高校学習指導要領を踏まえ、知識の理解の質を問う問題や思考力、判断力、表現力を発揮して解くことが求められる問題を重視する。

また、授業で生徒が学習する場面や、生活の中から課題を発見して解決方法を構想する場面、資料やデータなどを基に考察する場面など、学習過程を意識した問題で構成する。

記述式問題は「国語」と「数学Ⅰ」「数学Ⅰ・数学A」で、それぞれ小問3問を導入。国語の記述式問題の成績は段階表示を行い、数学はマーク式問題と同様に配点する。

なお、視覚障害のある受験生向けの点字問題の記述式問題では、小問を3問から2問に変更することや、最も記述する文字数が多い小問の解答時数制限を設けないなど、配慮する。

マーク式問題では、連続する複数の問いで、前問の答えとその後の問いの答えを組み合わせて解答させ、正答となる組み合わせが複数ある形式を新たな出題形式として出題する場合があるとした。

「英語」は「リーディング」(配点100点)と「リスニング」(同100点)で構成。ヨーロッパ言語共通参照枠(CEFR)のA1~B1レベルに相当する問題とし、発音、アクセント、語句整序などを単独で問う問題は作成しない。また、「リスニング」は問題音声の読み上げ回数について、1回のみ読む場合と2回読む場合を混在させる。

関連記事