6割超の院生がアルバイト 全国大学生協連が調査

アルバイトをしながら通学する大学院生が65.7%に上り、2016年の前回調査時よりも5.7ポイント上昇したことが、全国大学生活協同組合連合会(全国大学生協連)が6月10日に発表した「第10回全国院生生活実態調査」で明らかになった。アルバイト収入額の平均は2万9700円で、前回調査時より1万円以上の増加となった。

調査は全国の国公私立大学の修士課程・博士課程などに在籍する大学院生3957人を対象に実施した。

それによると、仕送りや奨学金などを合わせた大学院生の平均収入額は11万3400円で、前回調査よりも6700円増加した。一方支出額の平均は11万2900円で、前回調査よりも8720円増加した。

日本学生支援機構やその他の貸与奨学金を受給している割合は34.7%に上り、うち21.4%が将来の返済について不安を感じていると回答した。

大学院に進学した理由を尋ねたところ、「高度な専門知識や技能を身につけたかった」(59.5%)「自分の興味をより深めたかった」(51.0%)などの回答が多かった。

さらに就職活動をした大学院生に大学院進学が有利だった点を尋ねたところ、「希望の職種に就ける」が14.0%だった。不利な点については「特にない」が36.3%で最多だった。